2020年4月29日水曜日

実に面白い!


燃焼室からのポート


まだカーボンが取り切れてません

燃焼室バルブ当たり面付近に
こんな傷が有るってのは
僕は誰かがポート研磨したのでは?
と思っているのですが(笑)

これがメーカー純正だとしたら
結構頑張ったヘッドだなぁ




クランク、コンロッド、ピストン
昨今の日本製では見ない造り
これは農機具的な造りに感じます

アメリカではクランクジャーナル
1本に対して2本のコンロッドが
スタンダードです
ある程度大雑把に組んでも
排気量が有れば悪くは有りませんし
精度を上げて行くと
成果は解りやすいのでしょう

排気量のトルク!
これはまるでトラクターエンジン
コンプレッサーやモーター
考え方はそこなのでしょう(笑)

しかしながら
ヘッドはその当時
最先端だったんだと思います!
同じOHVとして
70年代のTSサニー風です

出来たらフラットなピストンと
浅い燃焼室にしてみたいです!

燃焼効率は有鉛ガソリンベースですので
多分レースガスを入れて
覿面に変わるヘッドなのでしょう!

コンロッドとピストンのセットで
約1280gでした
あのストロークでは
純正としては結構攻めてます
大端部の造りはかなり落としてます

見る限りではピストンとコンロッドで
150gは削れない位です
鉄はかなり良さそうな感じでした
当時のL14コンロッドよりも
ロッド部分は細く
大端部も小端部も小さいのに
長さが有るけど重いので
かなり頑丈でしょう!

クランクはL4と変わらない重量
1度回せば惰性で停まらない(笑)
そんな印象です!

これを弄るのは
個人的に面白いと思います
ただっ同じ条件で
走らせるとまるで違う
サーキットだったとすると
アクセルとブレーキを踏むタイミングが
まるで違くなると感じます
それとギヤの選定次第で
どうでも遊べるとも思います
そこまでは僕の好みです
だけどっ音が僕好みではありません!

回すとドタバタ感が凄い
それは回して走らせる
エンジンではなくっ
エンジンの回転よりギヤの回転が
重要なエンジンだからです!

色々な考えの違いが出てくるのは
資源が豊富に有って
加工する機械が豊富
そんな国の発想でしょうねぇ

でわでわ・・・・・・・

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